モバイルライフのススメ。1ヶ月7500km移動した話
この1ヶ月で東京&福島ー沖縄間を移動しました。総移動距離は7500km。(東京ーバンクバー間ぐらい笑)その中で分かったこと、感じたことをちょっとしたストーリーと共に紹介します。
1.法事は残された家族へのプレゼント
実家福島の法事があったため、沖縄から東京を経由し福島へ。到着は朝5時。極寒でした。この季節、朝晩は冷え込みます。常夏の沖縄にいたので、四季を感じることができたと思います。
「#実家あるある」のデカ盛り朝食を食べ終わると、続々と親戚が集まってきます。共通話題は3つ。病気・入れ歯・孫。
あそこの医者はいいが、薬を出さない。ポリデントの新しいやつは洗浄能力が高い。孫は、いくつになってもかわいい。
シニアマーケティングではこの3点を抑えるべきだなと思いました。
その後、墓参りとお経Short ver.をあげてもらいます。昔は超長い呪文と寿司と酒を飲んで車で帰るのがお坊さんでし笑。さすがに今は厳しいみたいです。
お寺も時代の変化に合わせ、諸行無常を体現しています。
続いて、好例のアルバム鑑賞会が開催されます。「誰だべ、これ〜」「やっぱり似てんな〜!」の連呼。昔話に花が咲きつつ、笑うし、親戚の関係(誰が息子で、誰が嫁に行ったとか)がよく分かるので楽しかったです。
故人を弔うはずの法事。しかし昔も今も変わらないのは、法事のために親戚が集まり縁を豊かにする故人からプレゼントだったということです。
面倒くさい時もありますが、そんなふうに考えれば、ちょっとは腰が軽くなるのでは?
2.カラダが軽いからココロも軽い
前から気になっていたヨガを五反田にあるSUN&MOONでやってみることに。クラスはすべて英語です。
本場感MAXです。シルバーウィークということもあり、スタジオは満員。参加費は茨城の水害に寄付するとのこと。
寝るだけから人間の構造の限界に挑戦する足と手が絡まりそうなポーズまで、本格ヨガを2時間みっちり行います。→翌日筋肉痛。
分かったことは、ポーズよりも呼吸と意識を集中させていられるか。もともとカラダが硬いのでうまくポーズは取れません。
上手くバランスを取ろうとすると、逆にフラフラ。「息を吸って〜吐いて〜」と言われますが、こっちはそれどころではないです。
でもこれは間違いでしたね。むしろ呼吸と意識(今、いい感じで来てます的な思い込み)に集中した方が、リラックスして自然にポーズが安定するような気がしました。
そして、終わった後の爽快感はハンパない。体が軽すぎて、一緒に受けた彼女に「めっちゃ体軽いわ〜」って何回も言いました。マジでフルマラソン走れたと思います。
3.人間の勘はITに負けないから安心しましょう
沖縄に帰って来たあと、今度は実家の稲刈りですぐに福島に帰ることになります。実家は農家を長くやっています。
僕の主な仕事は、刈り取った米を運び専用の乾燥機に入れること。一見単純に見えますが、機械それぞれにクセがあり上手い具合に調整しながら作業をします。時々壊れるので、その場にあるモノで修復もします。これがまた難しい笑。
実家のコメ作りのほとんどは勘です笑。機械の手助けも借りますが、実際に米を見たり土を触って湿度を感じたり。田んぼに水を入れる時は木の板を調節するだけでコントロールしています。
子供の頃に、ばあちゃんにどうやっているのか不思議で聞いてみたところ「勘だな、勘。あんばいをみるのよ」と言っていました。
今、農業にはITが必要と言われます。確かに機械が入ることによって効率化は図れますし、何より便利です。すげーと思うよ。
しかし確実に言えるのは、ITや機械はサポート的な位置づけでしかないということです。データより直感のほうが正しい答えを導く事もある。最後に頼れるのは、自分しかいないワケですね。
4.移動とあなたのイイ関係
移動することで、あなたが得られることは何か。その1つは固まった思考をほぐすことです。
どこかに移動することでいつもとは違った景色、人、仕事やお店、街の様子に出会うことになります。
遠くに行く必要はありません。近場でいいので、普段行かないようなところに行ってみる。もはや移動そのものが、目的になってもいいと思います。一日中移動だけするとか。
退屈そうに感じますが、騙されたと思ってやってみてください。移動時間は、アタマとカラダの気持ちいいストレッチ時間になると思います。
まとめ
移動している間も、ちょこちょこ仕事はしています。ネットとPCがあれば仕事がどこでも出来てしまう時代。新しい刺激を受けながら仕事をするのと、オフィスに缶詰になって仕事をするのでは、どちらが新しいモノを作っていけるかは、はっきりしています。
人生も持ち運んじゃえばいいんじゃないの?
限定ニート生活が教えてくれたコト
はいさーい!那覇に来て1ヶ月経ちました。ホテルで働き始めるまで時間があったので、限定ニート生活を送っていました!
一日中部屋にいたり、Youtube漬けになったり、ビーチに行ったりと「何かしなければいけない」呪縛から解放されていました。1ヶ月間何もすることが無いということ。
これは、想像以上に辛かった。
那覇コンテンツはだいたい3日くらいで消費してしまったので、何もやることがありませんでした。
起きる→仕事→ランチ→帰宅→寝る→起きる…の繰り返しのほうが、よっぽど楽です。何もすることが無いというのが謎の不安感を創りだし、うぁーーー!ってなります。Facebook見ると、余計に焦りとか「おれ、何しているんだろう」的な思考が始まります。
しかも、会社を辞めたことで税金がハンパなくて、かけがえのない貯金を持って行かれ、役所と日本政府が嫌いになりました。
鬱とか、引きこもりとかこういう気持ちなんだろうか?と勝手に感じたよ。今まで蔑み気味で見てたけど、ニートの人いたら全力で応援できる自信あります笑。
結局のところ、本当の共感はそれを体験した人の言葉に宿る。
なんか上手いタイミングで相槌打つとか、相手の話は8割聞きましょう!とか大学でやりましたよ。確かに話聞いてもらえている感はあるけど、共感してもらえましたか?って聞かれたら「はい」って答えるけど、密かに「絶対こいつは俺の気持ちを分かっていない」と思っていました笑。
嬉しかったことは、近くに本屋があったこと。毎日暇なので立ち読みしまくりました。毎日ヒマなのでヒマ友の大家さんと話したり、
ヒマなので、日が暮れそうになったら夕陽を見に行ったり、
近所のスーパーの値引きシール貼られる時間帯を調査して、格安の弁当(160円のゴーヤチャンプルー弁当)と食材を買ったりしてました。小さい幸せが続いたんですね。
そこで、気づきました。
自分が「満たされていた」と気付いた時、一瞬で抱えていた不安と焦りは吹き飛びます。
一時的でも、ヒマ友の大家さんと話している間、夕陽を見ている間、安い弁当を買えた時。抱えていた不安やネガティブな気持ちは、なくなります。
ウソでも「今おれ、満たされているわ〜」って言ってみるとなぜかいい気分になりますよ、マジで!落ち込んだりしたら、つぶやいてみてください。多分1時間位は効果があります。
貯金がなくなり、単発バイトを始める。
限定ニート生活の後半に、少しだけ派遣の仕事をやってみました。港の倉庫でコンテナからペットボトルなどの飲料製品を取り出し、パレットと呼ばれる台に載せ、フォークリフトで運んでもらう仕事です。時給800円の8時間労働!リーズナブル!
コンテナの中はサウナ状態で、男4人。酷暑とかいうレベルではない。
東京の皆さん、暑いですね。でも吸う息までは暑くないですね笑。なんとかダイエットやるんだったら、お金も稼げるコンテナサウナダイエットを激しくおすすめします。8月の暑い日に、沖縄で外に出て「うわ〜涼し〜!」って言ったのは私達4人だけの自信がある笑。おかげで今、暑さをそれほど感じません。スーパーうちなーになりましたねこれは。
一回でも限界突破すると、今まで辛かったことが普通になります。
これ、脳的なトレーニングだと思います。意図的に限界を突破するような状況に積極的に飛び込むことで、ちょっとしんどいですが、その後の能力覚醒感ヤバイっす。人類の進化は終わっていません。
そして、現在はホテルでコツコツ働いています。チームのみんながいい人達で楽しいです。何かをみんなで一緒に作っていくこと、結構好きです。他にも仕込んでいるので、乞うご期待!
沖縄に来て3ヶ月ぐらい。収入も減りましたし、家も前よりランクダウンです。持ち物も減り続けています。サーフィンもなかなか行けてないです。板が東京に置いてあるからね笑。ニート生活で、PC見すぎて目もなんか悪くなりました。
それでも、心に余裕がある生き方ができました!
ENJOY YOUR LIFE!
24歳の誕生日は住んでみたい県2位の「沖縄」で迎えました
24歳の誕生日は沖縄で迎えました。そこで誕生日前日にシェアハウスの大家さんが、行きつけのお店に連れて行ってくれるそうなので、食らいつきました。ありがとうございます!
シェアハウス以外にも那覇市内に物件をもつ大家さんは、宮古島出身。高校卒業と同時に電気屋として独立。18年間経営した後、不動産経営をするようになったそう。この写真のスナック兼カラオケボックスも貸しているそうです。
ほとんどが常連さんで1曲100円で歌えます。ほとんどが演歌なので、僕にはよく分かりません。
大家さんも石原裕次郎の「星よ嘆くな」を熱唱。これは大家さん以外、歌えないそうです笑。確かに声が想像を絶するくらい綺麗でびっくりでした。
この女性も常連さん。二の腕ダイエットを頑張り過ぎたら、胸が小さくなったと嘆いていました。「胸よ嘆くな〜♫」の一言を残していきました。沖縄の笑いのレベルを見せつけられました。
この後、大家さんから突然の宣言。
「人生で大切なことってのはね〜3つある」
来た来た、こういうの好きです。大家さん曰く、
1仕事をすること
お酒が大好きな大家さん。電気屋を辞めてから、3ヶ月間プラプラしたそうです。「仕事をしないと酒がうまくない」と気付き仕事をまた始めたそう。大変だけども、生きている感がすると酔っ払いながら話してくれました。
2食事をとること
バランスよく取ること。野菜、肉、ご飯。これでオッケー!。僕が「フルーツは?」って聞いたら「ダメ」って言われました。なんで?笑
3運動をすること
大家さん、実は現在ゴルフに夢中です。ストレス発散のためとゴルフ仲間(通称:彼女)と話せるのが楽しいらしい。健康にもいいから続けているそうです。シングル(81打以内で18ホールを回ること)なんだよと3回くらい教えてくれました。
4オンナと遊ぶこと
はい。お酒回ってきていますね、大家さん。実は下ネタ大好きらしい笑。若い時はモテモテで本当に困っていたらしいです。「オンナと遊ばないと、本当の男にはなれない」シンプルなお言葉、ありがとうございます。
スナックから帰って来てシェアハウスで飲み直しです。しかも、他の人の部屋で笑
出会ったら皆、兄弟
喜屋武(キャン)さんです。カメラ向けるまでは、めちゃ厳しい表情でしたがこの笑顔。写真撮って欲しかったのかな?キャンさん、一瞬着替えようとしましたからね笑。部屋で熱帯魚飼っています。この直後に水槽のフタを落とします笑。
ちょっとおちゃめなキャンさんからは「いちゃりばちょーで」という言葉を頂きます。意味は「出会ったら皆、兄弟」。これは沖縄の文化らしい。それくらい「縁」というものを大切にしているそうです。あらゆることが出会いからはじまっているんだよ〜との名言も頂きました。
沖縄文化をちょっと知る誕生日
翌日も、大家さんに行きつけの居酒屋に連れて行ってもらいます。ありがとうございます!
「ただいま〜」と言って入店するあたりがオモシロイ。そして店の名前は「壺中天地」ではなく「大吉」。25周年を最近迎えました。なぜこの看板を張ったのですか?
ほどなくしてお酒と料理も頂いたころに、友人の具志堅さんが来るとのこと。
右側が具志堅さんです。ケーキ屋さんです。大家さんとはゴルフ仲間でかつ「ゼロの科学」という若干怪しめな団体で知り合ったそうです笑。いちゃりばちょーでー、いちゃりばちょーで。
面白かった話は3つです。
1「もやい」という文化
みんなでお金を出し合って、今月厳しい人がそのお金をもらえるという会があるらしい。本土で言う「結」や「講」の文化に似ていました。これは今もあるというのがスゴイ。どうやって運営しているのか気になります。
2「お通り」というお酒の飲み方
【1人が親になり、今日あったことや言いたいことなどなんでもいいので、好きなだけ喋る。→泡盛飲む→親が次の人の分を注いで、その人は無言で飲む→また親が酒を注いで他の人が飲む】一周回るまで繰り返します。親役が全員に回るまで続くので、ベロベロになります。
この「お通り」は宮古島独自の文化。このお酒の飲み方が本島に伝わり、一般的な飲み会でも普及しているとのこと。コミュニケーションのための方法らしいですが、単純な一気飲みよりイイなと思いました。
3泡盛に何かを入れてオリジナリティを出す
カクテル的な感じで大家さんはきゅうりを入れていました。こうすると角がとれていい味になるのだとか。コーヒーやウコンを入れる人もいるらしく、通な雰囲気出す泡盛ハックです。沖縄に来た際は、ぜひお試しあれ!
1歳のブログと24歳の男
このブログも6月くらいに1年を迎えていました。世界中からオモシロイ!刺さる!ハッとする!のキーワードで集めてきたモノたちはいかがだったでしょうか?今後はFacebookページに更新の軸を移動させます。
読者だった6名の方、ありがとうございます。こちらにいいね!お願いします!
今後は思ったこと、考えたこと、感じたことを書き綴るブログに方針を変更します。SEOのためでも、読者を増やす、PVを増やすためでもなく自分のためのモノにしていきます。
先日「あした死ぬかもよ?」というひすいこうたろうさんが書かれている本を書店で見つけ、立ち読みで読破しました。
死の間際に人間が立たされた時に、「人生で一番後悔していることは何ですか?」と聞くと約90%の人がこう答えるそうです。
もっと冒険すればよかった。
23歳は型を知らずにCRAZYに生きて行こうと思っておりました。なんか、かっこいいじゃないですか笑。でも型破りになるには、型を知る必要があったみたいです。だから24歳は型を知りつつ、