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世界中の面白い!刺さる!ハッとする!動画たち。

世界のバイラル動画50本まとめて気付いたこと

6月から始めて気付いたら50本ほど記事を書いていたので、ここら辺でまとめておきたいと思います。大きく3つの学びがありました。

  • どうやってクリエイティブなプロジェクトができるのか
  • バイラル動画を集めていく中での疑問
  • このブログを書くということ

では、

  • どうやってクリエイティブなプロジェクトができるのか

から書いていきます。

 

①寄付を集めるなら「参加感」と「実効感」がキーポイント。

寄付を募ったりする場合、寄付という行為に気軽に参加できること+行った行為・寄付がその場ですぐにどんな効果があるのか見えることの2点があると、多くの賛同を集めることができます。 

お金×好奇心=寄付 - DOOR

幸せの請求書。 - DOOR

 

②逆転の発想をする。つまり、普通×ありえないをすること。

あなたは一人ひとり独自の「それって当たり前だよね的な考え」を頭の中に持っています。何度も何度も同じ情報に触れることで、あなたの常識が作られます。脳の本能だからです。これがないと毎日パニック状態になるそうです。だから、あなたは普通のこと、普通ではないことを見分けることができます。そして、あなたは普通でないことに注意を向けます。これを利用しない手はありません。そこで一歩下がって、今頭の中にある常識(例えば木は喋らない、横断歩道の音声はピヨピヨ×ピヨピヨってやつ)を何か思い浮かべてください。もし、木が喋ったら?もし、横断歩道がピアノだったら?と考えることで思考の枠が外れて発想が広がります。もし~だったら、と考える癖を付ければあなたの発想が豊かになります。

 

クラウドファンディングの一歩先。 - DOOR

日常×音楽×安全=幸せ。 - DOOR

 

インサイト(洞察点)を見つけること

マーケティングなどでよく言われることですが、顧客は自分のニーズをよく分かっていません。iPhoneが出るまでiPhoneのようなものを欲しいといった人がいないのと一緒です。だから徹底的にその人の気持ちになることが大切です。英語のことわざでPut yourself in someone's shoesというのがあります。「お前は相手の靴をはけるのか?」みたいな意味です。相手の気持ちになること=めっちゃ想像して、その人の心を完璧にイメージすること。こどもだったら、なかなかゲットできないおもちゃが欲しいんです。妊婦さんだったら、赤ちゃんを産むまでがとても不安なんです。頭がちぎれるくらい考えたことありますか?

 

石鹸の中におもちゃ入れたら、手、洗うの楽しみ―。 - DOOR


あたらしい母子手帳、できました。 - DOOR

 

④価値の再発見

私たちは自分が持っている価値や当たり前にある価値について、低い評価をしています。でも、本当に価値のあることは目の前にあることになかなか気付けません。それはあなたにとってありふれたもので、何の価値もないと感じているからです。あなたはあなたのままでいいし、価値は他人が決めるものではなく、自分で決めれることです。誰かの気づいていない価値を教えてあげてください。繕ったりすることのないことが一番シンプルで価値があることです。

 

The Renovation Before The Innovation - DOOR

 

誰かと比べるのをやめたとき、本当の価値に気付く。 - DOOR

 

⑤テクノロジーやインターネットを活用すること

テクノロジーは今まで一見すると不可能に思えたことを可能にしてくれます。そしてインターネットは情報の拡散速度とあたらしいコミュニケーションを生み出してくれました。アナログの良さももちろんあると思います。ですが、不可能を可能にしようとしたり、多くの人に知ってもらいたいなら使わない手はありません。一昔前は特殊な技術でしたが、今はとても気軽に使えます。何かの問題にあたったとき「テクノロジーとインターネットは使えないか」と考えてみてください。

いいね!の本当の意味。 - DOOR


.@Duracell (Canada) Moments of Warmth (surprise ...

手をつなぐと、心も体もあたたかい。 - DOOR

 

 以上の5つが主な学びでした。

では続いて、

です。

①広告費があるところが主にバイラル動画を作成している?

各国の広告が集まるサイトから情報を貰っているのですが、非営利組織や小さい企業が投稿していることが非常に少ないのです。だから見つけるのはめっちゃ大変です。反対にフォルクスワーゲン・コカコーラ・ハイネケンマクドナルドなど名だたる大企業は莫大な予算の元、大きなプロジェクトが可能で、投稿もとても多いです。資金力だけが問題ではないと思いますが、一つの大きなファクターになっているようです。動画編集は以前より簡単ですし、インターネットもあります。もっと手軽にできる方法があるはずが、予算がないとできないことなのでしょうか?

 

②PRの方法が変わってきている?

これにはSNSの影響が大きいかと思います。以前まではしっかりとプレスリリースして準備万端!って感じや、メディアウケをするためにはどうするか考えていた方も多いかと思います。今回思ったのは、今後はプロジェクトを小さく始めて話題を作って、インバウンド方式のPRが伸びるということです。面白そう!とかクリエイティブなプロジェクトを小さく始めて徐々にそこに情報や人、金、モノが集まってくる仕組みを作る方が時代にあっているのかもしれません。

 

③日本のプロジェクトが非常に少ないのはなぜ?

日本の文化なのか、私が見ているサイトが悪いのか日本にこういったプロジェクトが非常に少ないです。文化的な影響もあるとは思いますが、先進国の中では多様な価値観を受け入れる機会が少なかったことが原因かなと思います。海外では街中でなにかすることに寛容なので、日本の制度では難しいのかもしれませんね。電通さん、博報堂さん、頑張ってほしいです。

 

これで、最後です。

  • このブログを書くということ

そして、これが一番大事です。このブログを始めた理由は3月にシアトルに行った時「Start my business」と自分で言ってしまったからです。全然ビジネスじゃないけどね笑。なので「Start something new」に変更です。飽きるのが早い自分にしては、よく続いている方です。大体朝起きて1本、仕事から帰ってきて1本の1日2本ほどを目標にしています。Google Analyticsによると見ている人は少ないです。しょぼん。まあ、気にしません。

ブログを書くことで頭の整理にもなりますし、発信の仕方や言葉遣いなど学ぶことはたくさんありました。徐々に自分の好きな動画やプロジェクトが分かるようになりました。クリエイティブで、今までにない感じで、それでいて、今までの視点が変わるようなものが好きだということです。ゆくゆくはそういうことをできる人になりたいと思うようになりました。世の中にはたくさんの解決困難な問題があります。しかし、それはあなたが解決困難な問題だと思っている限り解決しません。あなたは世界を見ていません。自分を通して世界を見ています。あなたの色眼鏡を外してみてください。世界が全く違って見えますよ。

 

そうです。ブログを書くと詩人みたくなることがわかったのです。笑

読んでいただき、ありがとうございました!

2014.8.17@浅草のSTARBUCKS