サーフィンが教えてくれること
哲学的スポーツ=サーフィン
今日はマジでネタがなかったので、社会人になって始めた「サーフィン」について書きます。半年くらいしかやってないですが笑。サーフィンが、いかに社会や人生について教えてくれるかということが中心です。
誰か忘れましたが、「運動しないと太るぞ!」と脅され、とはいえ陸上のスポーツに飽きた私は身近な友人がやっていない「サーフィン」に目を付けました。みなさんの中のサーフィンのイメージはこんな感じです。
そして、チャラ男が乗っているイメージだと思います。チャラ男もいますが大半は海を愛するいい人です!
まずサーフィンの流れを説明します。
①沖に出る
②波を待つ
③波がバッシャーンってなる前に、ボードの上に立つ
④波の滑り台をシューって滑る
⑤横に行って、波に乗り続ける
⑥十分楽しんだら波から降りるために、沖側に波を乗り越える
この繰り返しです。イメージ湧きませんね。はい、では①から画像つきです。
①沖に出る
第一段階に波がバッシャーンってなっている部分には乗れないので、『ゲッティングアウト』という波のある沖まで自分で漕いで行く必要があります。こんな感じ。
これが超ツライ。波に戻されて全然沖に出れないときは、修行みたいです。でもこれができないと波に乗れません。とりあえず無我夢中で漕ぐしかありません。
戻されても戻されても、それでも波に乗りたいのかと自然に問われている気がします笑。
サーフィンは、ある程度の根性とがむしゃらさがないと
社会では生きれないことを教えてくれます。
②波を待つ
こんな感じ。
どの波に乗るか、それはボード(組織)やその人の体格(人格)、漕ぐスピード(スキル)で決まります。デカイ波に乗りたければそれなりの準備が必要です。
『ポジショニング』と言ってどこで波を待っているか(成長市場はどこか)も、とても大切です。
同じ波は2度と来ないので、うまいサーファーは波に合わせて移動したり漕ぐスピードを変えたり日によってはボードを変えたりします。
サーフィンは、波(本番)に乗る前に、
どれだけ準備が大切か教えてくれます。
③波がバッシャーンってなる前に、ボードの上に立つ
究極のテイクオフではバックサイド?:サーフィン短期上達マニュアル
『テイクオフ』と呼んでいますが、これもまた難しい。ボードが波の斜面を滑り出した瞬間にシュ!って立たなければいけません。
それを逃すと、波に巻かれて洗濯機の中にいるみたいになります。しかも意外と高さを感じるので、思わず下を見てしまうと頭から海面に突き刺さります。(私はよくやります笑)
遠くを見てテイクオフしなければいけないのです。
サーフィンはチャンスは一瞬しか来ないこと
常に目線は高くしておくことを教えてくれます。
④波の滑り台をシューって滑る
スクール・蚊口浜セッション | eastriver 宮崎県のサーフショップイーストリバー
いえーい!ってなります。このときの疾走感は半端じゃないです。今までの訳わかんない漕ぐ苦しみと、洗濯機地獄がどうでもよくなります。
波がボードを押す力を使うため、リラックスすることが最も大切です。余計な力が入ると波の力を邪魔してしまいます。
サーフィンは、時には力を抜くことの大切さを教えてくれます。
⑤横に行って、波に乗り続ける
ライディングPHOTO:新井洋人 バックサイドエアーリバース « サーフィンレップス ホットニュース
うまい人は横に行って波に乗り続けることができます。ここまで来るとおー乗ってる感が出ます。(私はできません)
波によっては横にいけないものもあるので、それを見極める力もいります。そして横に行きつつ、波と自分の位置から次どこに行ったらいいか?を直感的に判断します。
これを間違うと洗濯機地獄行きです。
サーフィンは、一瞬でも気を抜けば、
怪我(失敗)をすることを教えてくれます。
⑥十分楽しんだら波から降りるために、沖側に波を乗り越える
『プルアウト』と呼んでいます。(これも私はできません)
波がバッシャーンってなったらこれをやって、次の波に乗るために沖まで戻ります。バッシャーン波は、もはや波ではないのです。
サーフィンは、必ず物事には引き際が来ることを教えてくれます。
サーフィンはよくスポーツではなく、ライフスタイルだと言われるらしいです。その理由が少しだけ分かり始めた半年でした。
みなさんも南国などに行った際には、軽い気持ちで試してみてください。波に乗れたとき、自然に笑顔になること間違いなしです。